茅ヶ崎城址公園

茅ヶ崎城址公園
◆概要
平成2年から10年、15年、17年に発掘調査され、中世の城郭を残す茅ヶ崎城址を歴史公園に整備された公園です。茅ヶ崎城は近世の城とは違って、自然の小高い丘を利用して築城し、石垣などはなく「空堀」「郭(居住区)」(東・西・北・中)「土塁」などが良好な形のまま残っています。
この城についてはよく分からないところがありますが、14世紀末~15世紀前半に築城されたと推定され、15世紀後半に最も大きな構えとなり、16世紀中ごろには二重土塁とその間に空堀が設けられました。築城には、それぞれの時期に相模・南武蔵を支配した上杉氏(室町時代)や後北条氏(戦国時代)が関与していたと推定されています。

16世紀末までには、城としての役割は終わり、江戸時代には、徳川氏の領地となり、村の入会地(共有地)などとして利用され、「城山(じょうやま)」という地名で、今日まで保存されてきました。
こんもりとした森のか中にあり、センター南駅の直ぐ近くの騒々しさとは一線を画した静けさがあるところです。また標高は28~40メートルほどあり、早淵川を見下ろし、街並みを見渡せる絶景地です。

◆茅ヶ崎城址公園
●種類:歴史公園
●所在地:横浜市都筑区茅ケ崎東二丁目25
●交通:横浜市営地下鉄「センター南」から徒歩約10分
●開 園:2008年(平成20年)6月28日
●面積:24,876平方メートル
●駐車場:無
●トイレ:有
●水飲み場:有

茅ヶ崎城址公園広場 茅ヶ崎城址公園入り口
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茅ヶ崎城址公園空堀 茅ヶ崎城址公園土塁
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