つづき交流ステーションへ戻る

月出松公園

◆月出松公園(つきでまつこうえん)

tukide004
水飲み場より見た公園中央の丘

◆概要
なだらかな丘からなる月出松公園は、縄文中期の竪穴式住居跡や土器などが発掘された、遺跡の上に整備された公園で、周囲を緑濃い木立に囲まれた静かな場所にあります。この公園は港北ニュータウンの一番南に位置し、緑道「ゆうばえのみち」は、ここから始まり、ここに終ります。この「ゆうばえのみち」をたどると川和富士公園、鴨池公園まで行くことができ、更に「ささぶねのみち」へと繋がります。9月から10月にかけて、万葉の時代から多くの歌人に詠まれた萩の花が、西側斜面に咲きみだれ、8月末から9月初めにかけては、公園北側に「おもい草」(一名”南蛮ギセル”)の群落が見られます。

●種類:近隣公園
●所在地:横浜市都筑区加賀原1丁目4
●交通:市バス124系統(緑車庫行・笹下団地中央行)
市バス305系統(石橋行・中山駅北口行)川和台下車徒歩3分
地下鉄グリーンライン 川和町駅より徒歩15分
●開 園:1992年(平成4年)12月15日
●面積:25,597平方メートル
●駐車場:無
●トイレ:有
●水飲み場:有(2ヵ所)
●遊具:無
◆「月出松公園」の由来

tukide001 tukide016
「朏の松公園」変じて「月出松公園」 公園入り口

[地域の古老から直接聞いた話] 現在の川和台バス停付近に昔「朏の松(みかづきまつ)」という松の古木があった。新しく造られる公園の名称を、地元の意向としてこの松の名前から採って「朏の松」(みかづきのまつ)とするよう申請した。ところが完成間近になって、「朏」が「月」と「出」に分解
されて「月出松(つきでまつ)」となっていることを知り、申請した名称への変更を申し出たが、時すでに遅く、現在の「月出松公園」と称されるようになってしまった、と言うのが名前の由来です。

◆加賀原遺跡

tukide013
平成19年3月横浜市教育委員会
加賀原遺跡 都筑区加賀原1-4

鶴見川流域の低地を西に見下ろす台地になっている公園は、「加賀原遺跡」と呼ばれる縄文中期の遺跡があるところで、開発前の発掘調査で、竪穴式住居跡や土器などが大量に出土し、規模の大きな集落の跡であることが分かりました。月出松公園はその遺跡の上に整備されており、地下には遺跡が埋設保存されたままになっています。

◆西に開ける雄大な眺望

tukide015 DSC00313(1024)
西側に開ける雄大な眺望 なだらかな丘からは富士山や南アルプスも
tukide002 tukide005
公園の周囲を彩る季節の花 準備中の近隣住民のイベント

小高い丘からなる公園は、西方に向けて視界が開けており、天気が良く見通しが効く日には富士山や南アルプス連山をも望遠することが出来ます。特に秋口から冬にかけては、富士山と丹沢連峰の暮れなずむ雄大なゆうばえの眺めが楽しめます。この雄大な眺望から、ここから北へ延びる緑道が「ゆうばえのみち」と名付けられた由縁でしょう。

◆「四神」のプレートがある展望テラス

shijin002 shijin004
青龍(東を守る獣神)長い舌を出した龍の形 白虎(西を守る獣神)細長い体をした白い虎の形
shijin001 shijin003
朱雀(南)翼を広げた鳳凰 玄武(北)亀に蛇が巻きついた形
shijin005 tukide009
月の兎(中央)(中国での不老不死の薬造の形) 四神鋼版が埋込まれた円形のテラス

長い石段を登った公園西側の端には石を敷き詰めた展望テラスのようなものがあり、そこから西へ爽快な眺望が楽しめます。この展望テラスのような石畳には「風水」で祭られる四神をデザイン化した金属板がはめ込まれています。開発に当たった公団関係者によると、当初設計には無く、工事に当たった職人さんの遊び心から造られたのであろうとの事でした。このテラスの西側斜面は、秋になると一面に萩の花が咲き乱れます。

◆花と夕映・「ゆうばえのみち」

tukide017 tukide003
公園南西側を通る「ゆうばえのみち」 「ゆうばえのみち」に面した公園西側
tukide012 tukide014
3月中旬から4月中旬にかけ種類の異なる桜を楽しめる
tukide008 tukide011
「おもい草」(別名・南蛮ぎせる) 公園南端から加賀原バス停まで450mのこぶし並木
tukide007 tukide010
公園から望む「ゆうばえ」

この公園は、緑道「ゆうばえのみち」の南端にあり、公園の北端から「月出松公園橋」を渡って「ゆうばえのみち」が北へ延びています。公園を彩る桜は種類が多く、3月中旬から4月中旬頃まで順次開花する桜を楽しめます。公園の南入口から加賀原バス停へ延びるおおよそ450mのレンガ敷の遊歩道は、「こぶし」の並木路になっており、早春のこぶし咲く風情はすばらしい眺めです。南斜面に残る自然林では、早春から初夏にかけて鶯の声が公園の静けさを一段と引き立ててくれます。

2004-2016 Copyright(c) つづき交流ステーション All Rights Reserved