北部病院のすぐ近く「みんなのキッチン」にて、毎月第1土曜日に開催されている「パンじいちゃんの 子どもと高齢者のためのパン食堂」を取材しました。

2024.4.14 レポーター:さいちゃん

パンじいちゃんとは?

NPO法人ロクマルの取り組みのひとつで、定年後の男性が、パンづくりを学んで地域の人に食べてもらう。
パンを介して、地域の人と人をつなげる活動です。
パンじいちゃんのこれまでの活動については、こちらをご覧ください。

毎回、事前予約でパン作り体験もできます。この日は4組のご家族が参加していました。
成型から二次発酵、焼き上がりまでをパンじいちゃんたちと体験できます。

初めてでも丁寧に教えてくれます。「いいね、上手上手!」

パン食堂

パン食堂は11時から13時まで。開店から続々とお客さんが見えています。
この日のパンは7種類。少しずつ種類を変えながら出しているとのこと。
とくに都筑小麦を使ったパンと、都筑野菜を使ったスープは人気があるそうです。

「いらっしゃい、どれにする?」先生にホールスタッフ、一人で何役もこなします。

パン食堂はどんな場所?

パンじいちゃん代表の竹中さんにお聞きしました。メンバーは、NPO法人ロクマル主催のパン作り講座を通じて知り合った仲間で、竹中さんは「もっとおいしいパンを作ってみたい!」と参加されたそうです。経験を重ねた今では、週に一度はバターロールやライ麦パンを焼くほどの腕前。
パン食堂をやるのは、お金のためではなく、あくまでも趣味の延長のボランティア活動のひとつだと言います。
「地域の人に喜んでもらえるととても嬉しく、やりがいがある。これからは、各地域で2期生、3期生が育って、パン作りの楽しさが広がってくれたら嬉しいです」
と話してくれました。

成型したら二次発酵させて、オーブンへ。今回は190℃で約13分焼きました。焼きたての香りがとてもおいしそうです。

参加者の方にインタビュー

「今回は主人がこのイベントを見つけて参加しました。パンが作れる体験ははじめて。生地がやわらかくて驚きました。子どもが楽しんで参加できていて良かったです」
「タウンニュースで知って、パン作り体験ができるので参加しました。子どもが料理が好きで、楽しく参加できました。でき上がりが本当においしそうで、持ち帰る前に今すぐ食べたいです!」
皆さんが楽しそうに参加されていて、見ているこちらも体験したくなりました。

5人のパンじいちゃんたち。仕込みから後片付けまで、お疲れ様でした!

終わりに

体験がきっかけでパン食堂に食べに来たり、「もう1回やりたい」とリピーターになるご家族もいらっしゃるとか。
パン食堂には、若いファミリー層やご年配の方等、色々な世代の方が食べに見えていました。確実に、パンじいちゃん達のファンが増えています。
パンじいちゃんと一緒にパンを作ってみたい方、パン食堂へ食べに行ってみたい方は、NPO法人ロクマルまでお問い合わせください。またNPO法人ロクマルでは、一緒に活動するボランティアを募集中です。