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区の文化活動拠点として待望のボッシュ ホール(都筑区民文化センター)は、令和4年1月に工事が開始され、約1年4か月に渡る工事が無事完了し、令和6年9月に横浜市に引き渡された。
そして、令和5年6月にはボッシュ株式会社とネーミングライツ契約を締結し、愛称は「ボッシュ ホール」(英語名:Bosch Hall)に決定。

ボッシュホールは地上4階、地下1階 となっており、都筑の歴史的文脈と現代の文化を大切にし、さらに未来に向かう新しい文化の発信を行う拠点として、「歴史と未来」の融合(Fusion)をコンセプトにその建物の外観は歴史を象徴する自然素材と未来を象徴するガラス系素材を積層させ、年輪のように時間の積み重ねを想起させるデザインとなっている。

館内は、多目的な演目に対応したホールや文化芸術作品を展示できるギャラリー、リハーサル室など、様々な施設・設備を備えている。現在、令和7年3月のオープンに向けて準備を行っている。

尚、令和6年 11 月1日から、「ホール・ギャラリー」の施設利用抽選申込を先行して開始を行っている。
ご自分の目でその素晴らしさをご覧になりたい方は、内覧会に行ってみては如何でしょうか?。
写真は、クリックすると大きくご覧になれます(元に戻る時は左上の矢印「←」から)

緞帳:都筑区は、数千年の歴史と文化が積み重なった土地であることから、土、積層、地層をデザインテーマに、機械に頼らず 300〜900 色を越える織り糸を織り手(職人)が織り上げていく手工芸の技 「綴織(つづれおり)」 となっている。 舞台の大きさや舞台から客席がどのように見えるかを体験でき、参加者の皆さんホールの大きさや臨場感を味わっていたようだった。
プロセニアム形式:舞台照明や舞台機構を客席から見えなくする工夫、大規模な舞台転換や仕掛けを隠すことによりスペクタクルな演出をも可能にする。 ホール平面図 ホールの配置図 出来立ての観客席に誰よりも早く座ることが出来た参加者の皆さん。スマホ撮りに一生懸命でした。 反射板を使用しオーケストラの演奏をホールに流し音響効果を実感させていただいた。
ラウンジ:歓談や休憩に使用できる。外も見え解放感がある。 右上が舞台の様子を映しているモニター、出番の確認に役立つ。 充実した楽屋二部屋に仕切ることもできる。 入り口上には、日本ならではの能の文化を残す屋号の暖簾を掛ける工夫がされている(暖簾はイメージ)  搬出入用エレベーター、地下よりそのまま2Fへ行ける。

   
ホワイエで絵の説明を行う「つづきアート& メディアパートナーズ」の施設部ご担当者と参加者の皆さん。   柔らかな光をホワイへにもたらしてくれる、オシャレなブラインド。  2Fにあるホワイエは解放的な癒しの空間となっている。 
都筑区在住経験のあるアーティストの山下良平氏に制作を依頼し、近隣の横浜市立中川中学校及び東京横浜独逸学園と共にご協力いただき、子どもと水滴をモチーフにご覧のような明るい幻想的な絵となっている。
ホワイエは、公演の前後等で休憩や歓談ができるスペースとなっており、気持ちを明るく、癒される会場絵になっていると言えよう。
2階ホワイエへお越しの際は、ぜひご覧いただきたい。
ホワイエは、窓からは敷地内の公園が覗け、眺望もよく、心休まるスペースとなっている。 

本番さながらのリハーサルが可能。
広さ 170u (13m×13m) セミコンサートピアノが入る。ホールの舞台と同じ大きさのため、本番前のリハーサルに適している。パーテーションや赤いカーテンで仕切ることも出来る。
一面鏡張りのため、ダンスやバレエのレッスンができる。また照明や音響設備も整っているため、、ピアノの発表会や少人数のコンサート、上映会などもできる。

   
会議室は、創作ワークショップや講座利用以外のも美術作品展示、多様なニーズに応えられ、パーテーションで仕切る事も出来る。
 会議室1は定員30名・会議室2は定員15名。
  二つの部屋は、練習室1:完全防音仕様でクラシック演奏向け、床はフローリング、アップライトピアノが設置される。練習室2:バンド演奏向け、電子楽器、ドラム、ギターやベース等の練習には最高の部屋である。いずれも定員7名。

作品展示を行ったままご覧のような格子状のシャッターで出入り口を取り巻くことが出来るため、セキュリティー対策として安心な機能となっている。 ギャラリーの全景であるが、移動式パーテーションを使えば多くの作品展示も可能である。天井にピクチャーレールが付いている。広さは約120u。写真や絵画、書道、など1週間単位で利用が可能。
コミュニティースペースからギャラリーコーナーを見る。 可動式パーテーションの格納庫 ギャラリー会場
平面図
手前が展示用パーテーションで、31枚の使用が可能。
横幅1枚:1m35cm
天井にはパーテーションレールや照明器具セットされている。



[ 本 社 ]〒220-0024    横浜市西区西平沼町6-1 tvk ecom park
TEL:045-548-4512

 
〒224-0003 神奈川県横浜市都筑区中川中央一丁目9番33号
TEL: 045-530-5084  
 https://tsuzuki-wcc.jp/
 
     受   付     地図の拡大はクリック

”Bosch Hall”は横浜市長が「都筑区の新たなシンボルとなることを期待したい」と言われています。活発な創造活動が行える場になりえるボッシュホールだと思います。
内覧会で持ち得てる情報も元に、利用を考えている区民の方にお役に立てばと思います。
内覧会は年内続いていますので、是非ご自身の目でご覧になっていただきたいと思います。
  つづき交流ステーション
2024年10月28日(月)
記:濱ちゃん
引用・参考資料:都筑区区民文化センターニュース
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