横浜市立 茅ケ崎中学校
 
都筑区にある茅ケ崎中学校では、コロナ禍の影響で中止していた”ふれあい祭”が9月23日(金・秋分の日)午前11時〜午後2時まで、校庭や駐車場、体育館を使い3年ぶりに行われた。
この”ふれあい祭”は東日本大震災の復興支援のために、2011年から地域の「おやじの会」が中心となり、「ふれあい祭実行委員会」を立ち上げ開催された。
”ふれあい祭”については、後半でご紹介するとして、「茅ケ崎トム・ソーヤー」PART-2をご紹介したい。数多くの模擬店が立ち並ぶその一角に、キッチンカーを使った「餃子」販売が華々しい雰囲気の中、来場者の注目を一心に集めていた。
「餃子のキッチンカー」は、「茅ケ崎トム・ソーヤー」活動の一環で、校内で作った野菜を卸していたお店「餃子と地ビールの”いち”」と共同販売のキッチンカーである。2年目を迎え新たな取り組みとした餃子販売は、生産(野菜作り)→卸(地域のお店)にとどまらず、ユーザーの手に渡る販売まで携わることが出来れば、さらに生産意欲にもつながるとの思いから”ふれあい祭”に参加を試みたとのこと。
写真をクリックすると大きくご覧になれます


餃子のメニューチラシの制作、販売場所までの導線の矢印や商品パックのシール、さらに自分たちが取り組んでいる「茅ケ崎トム・ソーヤー」の活動を知っていただくためのPR用パネルを展示。
餃子に使われている野菜は、校内で自分たちが丹精込めて育て、収穫された新鮮野菜が使われていることをアピールすることで、売り上げUPにもつなげていた。
餃子の焼き上がりを待つ生徒(スタッフ) 不慣れにもかかわらず、焼きあがった餃子のパック詰めを行っていた
餃子のPR用チラシや餃子パックの表示シールを作成
校内で育てている取り立ての新鮮野菜を餃子購入のお客様にプレゼントするため朝一で摘み取っていた。
餃子の販売コーナーにお客様を誘導するための看板制作
野菜プロジェクトの紹介や餃子メニューなどを制作
2021年度自然体験活動支援事業「第20回記念 トム・ソーヤースクール企画コンテスト」への初挑戦で、今後の発展が期待される活動に贈られる「トム・ソーヤー奨励賞」を受賞した。
昨年の活動状況(←クリック)
生徒の皆さんが取り組んでいる、「茅ケ崎トム・ソーヤー」の活動と校内で野菜作りを行っている事を知っていただくためのPR用パネルを展示していた
餃子販売コーナーに向かう来場者  餃子販売のアピールする生徒(スタッフ)   じゃんけん大会開催
餃子を購入のお客様に「じゃんけんゲーム」でお菓子やジュース・野菜をプレゼント!
餃子の種類は、スタンダードとシソ入りの2種類。 購入した餃子を受け取る生徒  特別にスタッフ(生徒)の皆さんに、焼きたての餃子が、振舞われた。皆さん美味しそう
第一回目の茅ケ崎トム・ソーヤ活動に参加された池田先生(左)・加藤先生(右端)。現在茅ケ崎中学を離れていますが、友情応援として来校
キッチンカーでの餃子販売は、最後尾の看板表示を掲げるほど大盛況盛況であった
ふれあい祭で餃子販売に携わった生徒と先生。
・餃子のパック詰め
・販売のチラシ制作
・お店に誘導す看板制作 
・餃子PRチラシの配布
・パック表示シール作成など 
*感想の一部をご紹介
トム・ソーヤ活動に参加でき、いろいろな人達たちと協力し餃子が沢山売れ、美味しかったと言われ嬉しかった。販売コーナーで待つお客様にジャンケンゲームをし、コーナーが楽しく盛り上がって良かった。餃子販売のPRチラシを受け取ったお客さんから、「食べに行こう」と言う声を聞いてやりがいを感じた自分たちで作った野菜が餃子商品となってお客様に届いて嬉しかった。餃子以外の料理にして提供したい。PR用チラシをなかなか受け取ってくれなくて大変でした。商品の説明や接客が大変でした。餃子の販売をしたことで、多くの人に「茅ケ崎トム・ソーヤ」の活動を知ってもらえたと思います。●同じクラス、同じ部活の人だけでなく沢山の人と交流出来た。販売終了後に全員で餃子を食べたのが一番楽しく、みんなで協力したからやりがいも感じた。餃子の販売はとても長い行列ができていて、沢山の人が茅ケ中の野菜を食べてくれたことに驚いた。これからも美味しい野菜を育てていきたい。


2022年度2回目の挑戦では、4月から「茅ケ崎トム・ソーヤ」の活動を開始。今回の活動に参加の手を上げたのは1年生約50名(有志)で昨年の3倍近い。
昨年は3名の先生が参加していたが、2名の先生が茅ケ崎中学を異動で離れたため、横浜国立大学の学生2名を教育支援ボランテア登録(以下支援大学生)し、菅原先生と3名で活動指導を行っている。
活動日は毎週(月・金)とし、部活との関係があるため、決められた月・金に集まれた生徒さんに支援大学生が作業の割り振りを行うと共に指導も行っている。菅原先生は「茅ケ崎トム・ソーヤ」の活動が円滑に推進されているか支援大学生とミーテングを図り、活動体制を整えているようであった。
新1年生の野菜作りは20〜30種類と昨年と変わらないが、前年の経験を生かし、実りの量は格段にUPしていた。
 野菜畑にするため、雑草を抜き、水をやりながら、何度も土を掘り返す、きつい作業だ! 皆で力を合わせ、水と肥料を加え何度も混ぜながら良質の土壌にしていった  ようやく畝(うね) の完成である
夏場に行う野菜の成長を妨げる雑草取りは、油断しないよう定期的に行っていた
畑づくりは、点在しているため、植える苗の種類や管理を怠らないようにしている オクラやピーマン、 シソの葉、エダマメ、しし唐など実りの秋の収穫時期が一番楽しそうで、大きく育った野菜を見つけた時は、つい大声を出して、喜びを分かち合っていた  センター南の卸先であるお店「”いち”」さんに新鮮野菜を定期的に届けているようだ

以下の写真につきましては拡大設定にはなっておりません
最初にお伝えしているように茅ケ崎中学校で、コロナ禍の影響で中止していた”ふれあい祭”が9月23日(金・秋分の日)午前11:00〜午後2時まで行われた。
”ふれあい祭”は東日本大震災の復興支援のために、2011年から地域の「おやじの会」が中心になり、「ふれあい祭実行委員会」を立ち上げ今年は、3年ぶりに復活させ開催された。
会場の体育館では、生徒による吹奏楽や演劇、ダンスなどの発表会が行われ保護者や生徒の皆さんも熱心に見たり聞いたりしていた。一方外の駐車場や校庭では、地域住民や保護者の方による模擬店が数多く立ち並び射的、ダーツゲームなどもあり、生徒の皆さんや保護者の方に大盛況であった。

焼きあがる餃子を待ち
並ぶ生徒や保護者の方
体育館の舞台では、ダンスや演劇が行われていた   ドリンクコーナー  パソコンゲーム


開演に向け吹奏楽部の素晴らしい演奏リハーサルが続いていた
 焼きソバは
超人気
ミスタードーナツに長い列が出来ていた  校内で作られた新鮮野菜が入った餃子、正面奥ではスタッフ(生徒)による餃子のパック詰めが行われていた
正門前から校内イベントを見る 模擬店が並ぶ 射的コーナー 焼き鳥や揚げたこ焼きは人気

横浜市立
茅ケ崎中学校
 (高山俊哉 校長

<問い合わせ先>
〒 :224-0037 
住所:横浜市都筑区茅ケ崎南一丁目十番地一号
今回のふれあい祭は、規模を縮小し来場者も生徒とその保護者に限定しての開催との事。それでも凄い混みようであった。初めて模擬店に参加し「餃子のキッチンカー」で餃子の焼き上げをされた方は3時間休む暇なし状態であった。販売を手がけるスタッフ(生徒)の皆さんも同様で、仕事の大変さと責任感や充実感を体験され、いい思い出になったことでしょう。頑張れ新一年生!   つづき交流ステーション
2022.9.23
濱ちゃん 

「茅ケ崎中学トムソーヤー活動」へ
「区民レポーターが行く」トップへ
「つづき交流ステーション」トップへ