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講師に招いた藤田さんは好奇心いっぱいの子育て中のママです。ふとしたことからはじめたブログがあっという間にアクセスが倍増しそれがきっかけで、お仕事が来るようになり、現在はそれを職業にされています。
また、テレビチャンピオンという番組で「フードテーマパーク」でチャンピオンに輝いた不思議な経歴のもち主。いろんなお話を聴けました。 |
藤田さんの活躍をみていて、パソコンおたくのような方かと思っていたのですが、それはまったく違い、自分の五感を大事にして、現場での取材をもっとも大切にしている、というお話を聞いて、驚きました。
ライターの才能は「文章を書く能力」よりも、「ものを見る視点」だと藤田さんはいいます。
藤田さんは、バリアーフリーなまち、という観点からメジャーを持ち歩き、ベビーカーをひきながら、段差のない経路を探し続けたといいます。1,7センチ以上の段差がベビーカーを押して歩くときの障害となることから、いつもメジャーを持ち歩き、たとえば「みなとみらい」の中で段差がなくA地点からB地点までいくことができる経路を調査し、ブログなどで紹介してきました。雨にぬれず、段差もなく歩ける道を探索し続けたといいます。
これはベビーカーで子供づれ、自分と赤ちゃんだけでまちにでる、という立場になった人には、よく理解できます。すごい階段を見て途方にくれて泣きそうになっていても誰も助けてくれなかったり・・・そんな気持ちをプラスに変えて、藤田さんは同じ気持ちのママたちにブログを通じて情報発信をし続けた・・・そのことが、今の仕事につながっていったそうです。
講座は上記のような藤田さんの取材の方法やものをみる視点についてのお話のあと、グループワークに入りました。
3人のグループに分かれて、お互いを取材し、用意された取材シートに書き込み、それを発表するという形式です。 |
講座の参加者は、約30人。 交流ステーションレポーター以外にも、多くの人たちの参加がありました。
参加者からは「とてもおもしろかった。ワークもためになった」「今までにあまりなかった講座だった、よかった」という声が多く聞かれました。 |
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