今回は、都筑区民文化祭で素敵な作品を展示していた、トールペイントのサークルを取材しました。 |
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酒井先生の作品 |
このサークルは、茅ヶ崎中学校近くのマンションの集会室で楽しまれています。 トールペイントは、誰でもが親しみやすく上手に描けるクラフトです。世界の各地で描き伝えられてアメリカへ伝わり、アクリル絵の具の開発に伴い広く手芸として広がったものです。
この、サークルの先生をしている酒井さんも夫の転勤でアメリカへ滞在していた時に、知り合いの家の調度品の中の素敵なトールペイントの生活用品に魅せられ、習い始めたそうです。
それでは、サークルの様子と、トールペイントをご紹介しましょう。 |
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“トール”という言葉は昔、フランスで"ブリキに絵を描く"という意味で使われていました。
それがアメリカに渡り、"生活に彩りを与える"という理由から、家具や生活雑貨に絵を描くようになったのが始まりです
手順通りに描くことによってだれでも絵を描けるように工夫された手芸です。
木や金属、プラスチック、ブリキなど日常のあらゆる生活用品にペイントできます。
まず、ペイントをしたい素材にサウンドペーパをかけ表面を滑らかにします。
そしてベースを塗ります。
描きたい下絵を描きます。
ベースが乾いたら、その上にまた、描いて行きます。上から塗り重ねても下の色と混じらないというのがアクリル絵の具の特徴です。
中間色を塗り、濃い目の色でシャドーを入れ、薄めの色でハイライトを入れ、立体感をだしていきます。
この、サークルでは、筆使いを学ぶために、最初にハンガーとウエルカムボードを作成します。
その後は、全て自由に各自のペースで進めることができます。
3ヶ月前に始めた方から、木をカッターで切り抜く事から自分でするベテランまで、一緒に楽しんでいます。
出来上がりつつある作品に、酒井さんがほんの少し“手”を加えることで、活き活きとした、深みのある作品に仕上がります。
サークルの皆は、“魔法の手”と、呼んでいるそうです。
酒井さんは、2児の母です。
育児を楽しみながら、生活に彩りを添えるトールペイントを楽しんでいます。
今は、リフレッシュの時間でもあるそうです。
ご一緒に楽しみたい方は、ご連絡ください。
yuminamisakaiアットマークnifty.com
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