「キルトハーモニー」10周年記念展示会が都筑区役所のロビーで開催されていました。 |
まるで花が咲いたように明るくなっています。 主催は、三浦文子さん。 定年退職後、都筑地区センターの趣味の教室でキルトと初めて出会って、その魅力にのめり込み、10年以上の月日が経ちました。 当時の先生がご事情で教室が続けられなくなってしまったため、、周りのお友達の薦めもあり、お世話役から発展して、3年前より指導者として、楽しく続けています。 元々絵心があった三浦さん。今では、アメリカンキルト・ハワイアンキルト・ステンドグラスキルトなど、それぞれの素晴らしいところを取り入れて、独自に創作キルトの作品を作り上げています。 |
三浦さんと一緒に写真に納まっているこの素晴らしいキルトは、子供の頃富山に疎開していた時、毎日見ていた北アルプスの山々を思い出して、キルトに仕上げたそうです。 |
三浦さんと、生徒の皆さんの素晴らしい作品の数々をご覧ください | |||
「ローズガーデンでティータイム」 芝にテーブルと椅子をイメージしました。 |
お雛様のオリジナル作品です | ||
区役所を訪れた紳士が偶然このステンドグラスキルトの展示をみて、本物のステンドグラスと勘違いしたそうです。そして、素晴らしさに感動して、社報の表紙にするために、写真を撮って帰ったそうです。 | |||
左は薔薇とハートののれんです。くぐるのが楽しくなりますね。 | 正覚寺の身近なスケッチも役に立っています。 菖蒲の花の色合いが素晴らしいですね。 |
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コスモスの繊細な雰囲気が素敵です。 | かわいい作品も丁寧に仕上げられています。 | ||
大胆な色使いは遠目にも良く映えます。 | 色彩の統一感がとても綺麗ですね。 | ||
大空に泳ぐ鯉のぼりがとても印象的です。色鉛筆で仕上げられているように感じられる美しい色使いですね。 | メルヘンの世界に引き込まれてしまいそうです。 柔らかな色合いがやさしさを素敵に表現していますね |
左の「花魁」は、三浦さん一押しの出来栄えのものです。 ほぼ等身大の大きさの作品です。 お友達が舞台で踊った時の「花魁」の写真を元に、大きく絵に書き直して、キルト作品に仕上げました。 一枚はお友達のために。もう一枚は自分の記念に。と、同じ作品を2枚製作しました。 「花魁を演じたお友達との共作です。」と、目を細めて話してくれました。 繊細な着物の流れるような柔らかな曲線、ふっくらとした帯、背景の色合い、渾身の作品です。 実際の作品は(画像ではなく)、布の柔らかな風合いとマッチして、ため息が出るほど素晴らしいです! 今、三浦さんは、キルト三昧の生活を送っています。 大きいベットカバーなどの作品は、1年近くかけて作りますが、その間に小さな作品をいくつも仕上げています。 大好きなキルトは、何時間チクチク縫っていても、肩は凝りません。 |
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夢中になって、気が付くと新聞配達の音が聞こえ、夜が白々と明けてしまうこともあるそうです。 お教室では、おしゃべりの花も咲き、キルトに出合った幸せを感じるこの頃だそうです。 |
【三浦さんよりのメッセージです】 「布」は、私たちの日々の生活の中に溶け込んでいます。私はその柔らかさが大好きです。おばあちゃんの時代から受け継がれている「布の暖かさ」を、次の世代に伝えて行く事ができればとても幸せです。 私のお教室には若い方もいますが、高齢の方も沢山見えています。 「キルトが一番楽しいよ。」と、頬を染めて言ってくれるおばあちゃんの言葉が、さらに私のキルトの創作意欲に結びつきます。 一生続けられる趣味を教えてくれた、地区センターの先生に感謝の気持ちを忘れずに、私もまた楽しさを教室の皆さんに伝えたいと思います。 キルトは、デザインを創作するのも楽しいし、製作途中もわくわくします。出来上がって、その美しく柔らかな風合いの作品を、部屋で眺める時もとても楽しく感じます。 キルトの楽しさ、美しさを是非皆さんに知ってほしいと思います。基礎から、丁寧にお教えします。毎日の生活に溶け込んでゆくキルトをご一緒に楽しみませんか?。是非、見学にいらしてください。 活動場所 都筑地区センター 活動日時 第2・第4土曜日 12時〜15時 又は 第1・第3月曜日 9時30〜12時(2009年4月より) 費 用 1ヶ月千円 程度 問合せ先 045-941-8380 (都筑地区センター) |
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