ピノキオ



このおもちゃは、世界にひとつしかありません。

手作作品 手作作品 手作作品

ピノキオは、ぬくもりのある手作りの「木のおもちゃ」を作っているサークルです。


  1984年都筑地区センターが出来たとき、木工教室が開かれたのをきっかけに始まりました。現在は10数名のメンバーが活動しています。とても丁寧に作られたおもちゃは、人の温もりも合わさり、輝いていました。

作品は、すべて自由に考えて製作します。子どもが遊ぶ姿を思い浮かべながら、あれこれ新しい作品を想像すると、アットいう間に時間が経ってしまうそうです。

手作作品 手作作品 手作作品

都筑センターには、設備の整った木工室があります。ここで、皆で作業をします。

まず、絵を描いてイメージを膨らませます。そして、切り抜き、色を付けていきます。とても細かい作業で、1つの作品を作るのに長い時間がかかります。けれど、出来上がったときの喜びは、何にも変えがたいものがあるそうです。

難しいところやわからない所は、月に1回 工芸のスペシャリスト荒尾先生が、素敵な知恵と技術を伝授してくださるそうです。

自分のためやお友達にプレゼントするために作品を作る方もいれば、おもちゃ図書館貸し出し用のおもちゃを作る方もいます。丁寧に少しづつ作り上げていきます。

貸し出し用のおもちゃは、小さな部品は作らない、塗料に有害なものは使わない、仕上げにも自然の油を使うなど安全面にとても配慮されています。


手作作品 手作作品 手作作品

「初めての方でも何の心配もないんですよ。小さなお子様連れでもできます。」と、メンバーの方が話してくれました。

都筑センター内にあるおもちゃ図書館では、毎週金曜日10:30〜14:30まで(第4金曜日・祝日を除く)、手づくりのおもちゃの貸出をしています。ピノキオの作品と、布おもちゃを作る、ボランティアグループ「ぐるーぷあじさい」の協力で貸し出しは行われています。

手作りのおもちゃを、借りられることを知っている人は、まだ少ないそうです。
木の感触は、温かみを感じさせてくれ、それを使って新たな遊びを創り出す力を育ててくれます。

売っているものとは一味違う心のこもったおもちゃを、もっと多くの子供たちに知ってもらい、手に取って遊んでもらいたいですね。

ひとつひとつのおもちゃが、とても愛おしく感じられます。


そして夏休みには、木工教室も開いているそうです。また、親睦を深めるために、美術館見学もしています。芸術品を観てさらに自分たちを磨き、作品に生かしていこうという向上心も感じられました。

ピノキオは、気楽に参加できるので機会があれば覗いてみてください。
世界で一つしかない、ぬくもりのある手作りの木のおもちゃを一緒に作って遊びませんか。

活動日は、毎月1,2,3,5金曜日、9時から16時まで。(第4金曜日・祝日を除く)
詳しくは都筑地区センターにお問合せください。(都筑地区センター:941-8380)


 取材 えみたろう

製作      Shill 


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