第13回地域で学ぶ

親と子のいのちと性の教室

 人形劇「がらくた座」 木島知草さん「性・人権・命のメッセージ」の公演
5月30日(土曜日)1:30〜 かけはし都筑にて行われます。

幼稚園・保育園児、小・中学生とその親らを対象に、入場無料で、参加者を募集しています。
親と子のいのちと性の教室 この公演の主催は、特定非営利活動法人(ANY)AIDSネットワーク横浜 です。


ANYは、性とSTD(性感染症)をきちんと伝えたい、とこれまで学校教育では学びきれない性教育を進めています。


子供達を性被害、HIV(エイズウイルス)感染から守り、子供たちの人権を守ろう。と、横浜市内、全18地区を年3回、6年がかりで回っています。

木島知草さんは、長野県を拠点に活動している方ですが、その公演が評判がを呼び全国各地を飛び回っています。

・子供を性被害から守るために
・子供をHIV(性感染症)から守るために
・子供の人権を守るために

人形劇や紙芝居でエイズやセックス、妊娠、出産の仕組みを子供たちに分かり易く説明しながら、性・命・愛の大切さを話してくれます。

「がらくた座」はまず人形劇から始まります。
みどりちゃんとアカちゃんの指人形の動きと声色の使いようの見事さに皆集中していきます。

会話はやさしくすすんでいきます。
ひとつひとつ、相手の話たいことを確かめながら会話していく・・・あたたかな空気が流れます。

各地区の参加者の様子です。
みんな、木島知草さんの抑揚のある読み聞かせに引き込まれていきます。
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本当は一番大切なのに、普段なかなか話題になりにくい内容ですが、これを機会に「性」について家庭内でざっくばらんに話し合うきっかけになってくれたら素晴らしいですね!

各地の公演の感想をお伝えします。
きっと感動が伝わってくれることでしょう!

この公演は予約不要です。直接会場にお越しください。


思春期の子供の声

・たくさんのお話ありがとうございました。今まで考えたことが無かったので、HIV・AIDSについて知ることができました。最後の方で紹介した多くのキルト、そして最後に歌った歌が印象的でした。いろいろなことを思って作ったのかなぁ?と、思いました。自分がなったらと、考えたらすごく怖かったです。川田龍平さんとか自分の病気をしってどう感じたのかな?って思うと複雑な気持ちです。でも、もっとHIV・AIDSについて知りたくなりました。

・知草さんが最後にやってくれた歌、マジ泣きでした。すごい感動した。「哀しみや喜びは立ち止まらない。めぐりめぐって・・・」ってところと、「生きてりゃいいさ」ってところに心がジーンと来て、これからの人生を応援してくれる気がして心が温かくなりました。

・Deep love アユの物語で援助交際になってしまうことを知った。多数の人とすると、誰かがそのウイルスをもっているのかなあ?と、思った。お金のためになんて絶対自分の体を犠牲にしたくない。

小さな子供の声

・おどろくことが多かったけれど、こういうことは大事で大切な事だと思った。

・知らないことも一杯あったしエイズで苦しんでいる人がたくさんいるけれど、そうゆう人たちも人生を楽しんで生きてゆけるんだと思った。

親の声

・会に参加するのは2度目ですが何度も聞きたいと思う。男の子なので女の子の体を大切にできる子供に育ってほしいと思うし自分の命も大切。今日は、お友達を誘ってきて良かった。

・現在は情報が溢れていて親の目の届かないところで、子供が間違った情報を信じてしまう不安があります。性は命につながることなのでもっと学校や地域社会でもこうした理解を深める場があるといいなと思います。

親と子のいのちと性の教室 親と子のいのちと性の教室
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私たちAIDSネットワーク横浜(ANY)は、HIV感染者・エイズ患者の方々のサポートと、AIDSに対する社会の知識・理解を深める活動を行うことを目的に、1993年2月に発足したボランティア団体です。
 HIV感染の主な原因はセックスです。私たち人間の誰でもが感染する可能性があるということです。
 世界中のエイズで逝った人々は、人を知り、愛を知り、よりよき明日を生きるために、多くのメッセージを残していきました。それに基づいて私たちは、HIVを持っている人、感染不安を持つ人を支援するとともに、誰もが自分らしく生きるために、差別や偏見と闘い、住みやすい社会を目指して活動しています。
 現在も世界中でHIVに感染する人が増え続けています。病気になったときは、安心して生活できるシステムと社会が必要です。でも、同時に予防も大切です。病気から自分で自分の身を守るすべも伝えていきたいと考えています。
親と子のいのちと性の教室
2009年4月取材
製作  Shell

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