スズキの本社の隣県・愛知県で生まれ育って定年後の5年間までを すごし、センター北に1年半の私には、スズキはかなり馴染みのある会社の一つです。

ところが、平台交差点の東にスズキの横浜研究所があるとは、今回の見学までまったく知りま せんでした。それほど静かな存在という印象です。

訪問して、本社の広報部長・横浜の四輪技術本部の開発部課長・ 係長の三氏からお話を聞いて、見直したり思い出したりしたことが たくさんありました。

○三大織機の遠州・鈴木・豊田のひとつの鈴木織機が基盤。

○国鉄浜松工場や浜松高等専門学校がらみの優秀な人材。

○2輪4輪以外のものでメカトロニクス・医療機器・自動車関連を研究内容にしていること。

○歩行者を保護する車(やわらかい車)を目指していること。 環境と安全が、車のメーカーの共通目的であること。

○いくつかの関連技術が車などに生かされているが、技術は 夢と現実が一致するのには時間がかかること。

○安全向き装置をつける事が、必ずしも安全ではない。 ・・・・ということなどです。  

ロボットのデモなどを通して、これらを分かりやすくPRしている横浜 研究室の姿勢は スゴイ、よく分かるとは思いながらも、 こども達向け だけでなく一般市民 にも分らせる工夫や門戸の開放などがほしいと思ったことでした。

コンセプトカー・オブ・ザ・イヤーで最優秀環境賞受賞の車無人の玄関ホールに、小型の車両(左)が展示してありました。

米オートモーティブニュースの「コンセプトカー・オブ・ザ・イヤー」で最優秀環境賞を受賞した自動車。

玄関に入る訪問者が見るだけでは、まことにモッタイナイ。

地域住民が親しめる工夫や、通りがかりで目に留めることが出来るシンボルのようなものに成長してほしいと思いました。
(たーさん記)




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