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緑道に関心を持っている方々と数回の会合を重ねた結果、「緑道の歴史や魅力を伝え、都筑の宝として発展させるには、イベントや活動を区民に知ってもらいたい。そのためには「緑道カレンダーを作る必要がある」と意見がまとまり、会の名前も「緑道は宝」に決まった。 共同代表は、「ぐるっと緑道」の塩入さんと、「緑道ハレバレ会」の江幡さん。 WEBで「緑道は宝」のカレンダー制作を引きうけてくれたのが、上光さんである。左は「風花」の代表取締役の上光さん、右は上光さんと共に主要株主の松本さん。
外観の地味さに比べ、ドアを開けると心地よい空間が広がっていて落差に驚く。高級品を扱うブティックか、オシャレなカフェのようだ。次の3枚の写真をどうぞ。
「部屋のデザインはどなたが?」 「ほとんど僕です。以前の会社で社内報を作っていたし、もともとデザインが好きなんです。社員やヘルパーも、自分の職場がきれいな方が嬉しいでしょう」
「高校の時にちょっとした挫折があって、他の人とは違う事をしたいとボランティアをはじめ、その経験から介護に興味を持つようになり専門学校で学びました。当時は高齢者介護に比べ、重度障がい者の介護は進んでいなかったのです。両親は会社創立をとても心配しました」 「でも、会社を立ち上げた時に、障がい者分野ではいちばん若い創業者と東京新聞が取り上げてくれたんです。それには親も喜んでいました。すでに20年近く続いていますから、今は安心していると思います」 「ところで、風花と聞いて、障がい者支援の会社を思い浮かべる方はめったにいません。どんな思いが込められているのですか」 「風花は花にとっての風のような存在でいたいと付けた名前です。 花にとって不可欠な光や水は、障がいを持った方にとって、家族や社会であり、風は 種を遠くに飛ばし、別の場所で花を咲かせたり、花を揺らいで美しさを引き立てる、障がいを持った方にとって範囲や出来ることを広げたり、存在をアピールし、社会の一員になるため一助になる存在だと思います。我々は花にとっての風になれるようにという思いで「風花」にしました」 「深い意味があったのですね。花にとっての風のような存在。いいですね。もっと早くこの言葉を知りたかったです」 上は風花のWEBの表紙をお借りした。思いのこもったデザインを大きな画面で味わって欲しい。
「障がい者を預かっている施設を思い浮かべていたのですが、風花は基本的には居宅介護なんですね」 「ヘルパーが40名ほどいて、依頼されたお宅にうかがって介護します。ヘルパーの年齢は20代から40代が大半でほとんどが正社員。40名のうち女性は6~7名。理念が高い人を採用しています。全員が集まるのは月に1度ぐらいで、自宅から利用者の元に直勤です」 「居宅介護を希望する方は、施設の規則に縛られるのがイヤだとか、自分のペースで生活したいと思っている方が多いんでしょうね」 「そうですね。それが一番の理由だと思います。社会と接点を持ちながら地域で生活を送り、自分の責任で行動出来ることを望んでいる方が多いですね。中には一人暮らしで24時間の介護を受けながら生活している方もいます」
介護が必要な高齢者が増え、ヘルパーが足りなくなるとか、ヘルパーの給与が低すぎるといった話題は多く取り上げられるが、重度障がい者が話題になることはあまりない。 でも今回の訪問で重度障がい者のことが、少し分かったような気になった。思えば「明日は我が身」。認知症ばかりか、重度障がい者本人になるかもしれないし、その家族になりうる場合もある。若くてポジティブで優しさを秘めた上光さんをインタビューしたことで、気持ちが楽になった。彼に相談すれば、杓子定規ではない解決策を一緒に考えてくれそうな気がする。 「風花」は居宅介護ばかりでなく、デザイン事業(ロゴ、フライヤー(チラシより小さくて厚手)、WEB制作など)も行っている。依頼したい方は電話(045-479-2212)かメール(info@fu-ka2007com)で。 緑道ハレバレ会にも属している筆者は「緑道は宝」のWEBでの緑道カレンダーも楽しみにしている。10月開設予定。 HARUKO記 2025年8月訪問 |