市民活動支援講座にいってきました! |
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市民活動支援講座
「個人情報を守ってボランティア活動を進めるには」
10月14日(土)13:00〜
都筑区役所6階大会議室
講師:田園調布学園大学 人間福祉学部 地域福祉学科
福祉情報コース 助教授 村井祐一氏
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●村井助教授の紹介
ご自身も市民活動に参加されている。
ロボット工学の専門家でパソコンのプログラマーとしてもご活躍だった。
福祉との出会いで、社会、地域の豊かさ重要さに気づき、組織運営や情報活用を推進してきたとのお話。
その際、個人情報保護法の壁にぶちあたる。法律は適切だが、情報としての誤解があり、マイナス面しか報道されていない。
ネットワークの機能が広がるのが市民活動なのに、取り扱いのマイナス面だけがクローズアップされているので、今回のような講座で誤解されたアンチ個人情報を解いていきたい。
問い合わせがあればメールしてください。答えていただけるそうです。
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●講義内容(箇条書きです!)
☆個人情報の保護は誤解されている
☆【重要】個人情報は、大前提として『使うこと』が基本
個人情報保護法 第一条・・・・・・・
この法律は、高度情報通信社会の進展に伴い個人情報の利用が著しく拡大していることにかんがみ、個人情報の適正な取扱いに関し、基本理念及び政府による基本方針の作成その他の個人情報の保護に関する施策の基本となる事項を定め、国及び地方公共団体の責務等を明らかにするとともに、個人情報を取り扱う事業者の遵守すべき義務等を定めることにより、個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護することを目的とする。
⇒個人情報の保護が目的とはどこにも書いていない。
⇒個人情報は役立てる必要がある
⇒市民活動は、プライバシーと密接に関わりあう活動もあり、配慮が必要
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●感想
土曜日にも関わらず、30名弱の市民活動に関わる方々の出席の中、講座が行われた。
「難しい講座かな…」との思いで出かけた私(レポーター)だったが、冒頭の「個人情報は使うことが基本」のフレーズで、目からうろこがおちた。その後の2時間、ぐいぐい先生の話す内容にひきつけられ、あっという間に過ぎた講座だった。
市民活動をしていると、ぶつかる個人情報の壁。個人へのきめ細かい対応が必要となる市民活動ゆえに、悩みどころだ。
本人の知らないところで収集されてはいけない、利用目的がないまま収集してはならないことが大切。つまり、集める側は、必要最低限の情報を集めること。後で役に立つかもしれない…と、必要ないことまで集めようとすることは意味のないことだ。
例えば、受付簿を作るときには、・何のために必要か・誰が管理するのか・今後どのように利用される可能性があるのか、を明示し、個人情報の提供にメリットがあるようにしなくてはならない。
また、情報は、個人にコントロール権があり、所有はあくまでも個人。集めた人の所有物ではなく、預かっているものとの認識が必要である。
その他、実際の活動に役立つ具体的なお話が聞け、個人情報保護法への誤解が解かれる驚きの内容だった。
個人情報の取り扱いや、講座希望など、先生に気軽にメールしてください、との心強いお話をいただいた。市民活動している方たちだけではなく、一般の方にも是非聞いて欲しい内容だった。
次回の講座も期待したい!
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次回の講座は・・・・・・・・・・
第2回 “知って納得”の 安全・安心対策講座
ボランティア・市民活動中の事故を未然に防ぐには 活動中のいつ・どんな時に
事故が起きてしまうのか。どんなことに注意すれば事故を防ぐことができるのか。
もしも事故が起きたときにはどうすればよいのか。実際の事例
「いざ」というときに困らないためにどうすればよいかを、皆さんの団体の活動に即して一緒に考えます。
※資料代「ボランティア活動安心安全マニュアル」400円 (希望者のみ)
◆ 日時2006年10月28日(土) 13:00〜16:00
◆ 場所都筑区役所6階大会議室
◆ 講師 金子元治郎氏 ((社)神奈川県青少年協会)
主催 都筑区民活動センター・都筑区役所
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レポ・ひろやぎ |