つづき交流ステーション >区民レポーターが行く! >グリーンライン開業イベント特集 >祝・川和町駅開業!川和ドリームフェスタ
駅が畑のどまん中に出現! | |
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都筑区の南に位置する川和町は市街地調整区域で農地の多い地域です。その中に忽然と姿を現した巨大な建物、川和町駅は非常な存在感にあふれています。駅が出来るまではこの辺りは街灯が少なく、夜歩くのは正直恐かったのですが、駅が出来てから遅くまで煌々と駅周辺が照らされて歩きやすくなりました。ただ、周囲の農作物への影響がちょっと心配です。
川和地区総出の手作りイベント | |||
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写真撮影をして下さったRyuさんによると、普段は人通りもあまりなく車だけが走っているような田舎だと思っていた川和地区に、こんなにたくさんの人が住んで居たなんて驚いた、とのことです。子供から大人、お年寄りまで、お祝いムード満点の楽しいイベントとなりました。
都筑郡の中心地、川和町100年の悲願 | |
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100年ほど前に鉄道(現在のJR横浜線)が鶴見川の向こうの中山方面に行ってしまってから、かつての川和宿、都筑郡中心地としての川和町は賑わいから久しく遠のいていました。それがこの地下鉄川和町駅で再び隆盛を取り戻せるのではないか、待ち望んでいた駅がやって来たからには昔の繁栄を蘇らせたいと、地元の期待は熱いようです。
使いやすいバリアフリーの駅舎 | ||
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川和地区は高齢者の比率が高い地域なので、エレベータやエスカレータなど、高架上に作られた駅を利用するのに便利な設備が最初から装備されているのはとてもありがたいですね。ドリームフェスタを見物に行った私の母は杖歩行なのですが、同行した高齢の友人と介助無しに隣の都筑ふれあいの丘駅から乗車し川和町駅まで帰ってきて、自分で歩いて帰って来ることができました。自立して動けるということは高齢の方々にとってとても嬉しいことなのだと、母が楽しそうに話すのを聞いて感じました。
開業から1カ月、さて使い心地は・・・ | ||
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新駅が出来たことにより、バス路線もかなり変化がありました。川和町駅起点、都筑ふれあいの丘駅経由の路線も出来て、駅を中心としたバス路線網に変化したのです。バスもまた、この地域では依然として大事な住民の足です。(路線の写真をクリックすると拡大します。)駅前の道路は広く拡張して整備され、いずれは中山方面に伸びていく予定です。駅を中心とした新しいまちづくりが始まっています。
私の自宅は川和町駅まで徒歩10分ほど、東京方面や横浜の中心街へ行く時とても便利になりました。開業以来、仕事に余暇にフル活用させてもらっています。朝夕だけでなく日中も車内は予想していたよりも多くの人が乗車し、沿線の方々によく利用されているのが実感できました。(了)