今日は、高齢の方々にバランスの取れたやさしいお弁当をお届けするボランティアグループ 『はまゆう』 に伺いました。 

配食風景 葛が谷地域ケアプラザの給食室のドアを開けると、『はまゆう』のおそろいのエプロンをした10数名の方々がテキパキと調理をしていました。

はまゆう』は、都筑区生涯学習で「やさしい在宅福祉」を勉強した仲間が力を合わせて平成7年11月から配食を始めたグループだそうです。

主に、高齢のご夫婦世帯や65歳以上の一人暮らしで、買い物や調理が大変な方を対象に、月1回水曜日に季節感あふれるお弁当をお届けしています。


現代表の佐藤さんは、高齢者が、地域で安心して暮らしていけるように、行政の援護を必要とする方々の架け橋になりたいと思います。 今では、100人以上の方々に美味しいお弁当を味わっていただいています。と、穏やかに話してくれました。

「美味しかった!」と、お電話やお礼のお手紙をいただくととても幸せな気持ちになるそうです。

調理風景 調理風景 調理風景 お弁当
ポテトサラダはたっぷりと 唐揚は生姜醤油で煮含めて お袋の味の厚焼玉子 彩り良く盛付けて

お弁当のカロリーを600キロカロリー程度に抑えることも考えながら、カロリーだけにこだわらず、彩り、季節感を大事にし、また配達時のコミュニケーションもとても大切にしているそうです。

玄関前で楽しみにお弁当を待っていて下さる方、私たちの車が見えなくなるまで見送って下さる方、おしゃべりしたくて待っていて下さる方、配達した私たちが元気をいただいて帰って来るんです。と、配食の喜びを語ってくれました。

自然な家庭の味が大好評らしいですよ!メンバーの仲の良い雰囲気もお弁当の味になっているのかもしれませんね!?

そして、手作りのメッセージカードが毎回お弁当と一緒に添えられ、お誕生日月にはさらに素敵なプレゼントがプラスされていました。
献立 仲間たち メッセージカード お弁当配達
今日の献立 楽しく活動しています メッセージカードを添えて 大雨の中大切にお届け

現在、約50名のボランティアの方々に支えられて運営されています。お料理する方、配達のみ請け負う方、皆さん自分の出来る範囲で無理なく楽しそうに活動していました。

初回から丁寧に記録された写真付のファイルや、ノートの数々を見せていただくと、ボランティアさんの暖かな気持ちが偲ばれます。

プレゼント 手作りカード 献立ノート 反省会?
お誕生日にはプレゼント 墨絵の手作りカード 献立も丁寧に保存 和気藹々反省会?

ここでボランティアをしている皆さんは『はまゆう』が「自分たちの心のよりどころ」になっている様子でした。

現在も、沢山のボランティアさんを募集中だそうです。年に何回か施設見学や、料理教室のお手伝いをして、『はまゆう』の仲間のコミュニケーションを深める工夫もしているそうです。

11月の区民まつりには、高齢者の方にお茶と手作りお菓子を召し上がっていただく恒例の“いっぷく亭” を今年もするそうです。楽しみですね?

また、2月のつづき人交流フェスタにもパネル参加しています。

是非、あなたも『はまゆう』の仲間になって、ボランティアしながら輝きませんか?

現在、第1,第3水曜日は葛が谷地域ケアプラザ(045-943-5951)で、第2水曜日は加賀原地域ケアプラザ(045-944-4640)で、区内全域、各方面に配食の活動をしています。

ボランティアのご連絡は、ケアプラザにてお待ちしています。


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