訪問の翌日の朝刊各紙に「○○(携帯電話会社)のひとり勝ち」 などの見出しが 踊っていました。4時間近くに及ぶ見学滞在中から予感していたことではあったのですが。人気機種を生み出し ヒット商品・品切れ機種の携帯があること を承知もしていたし、実際に話を聞いて再確認したからです。

長年名古屋に住んでいた私は「京都の京セラ」のイメージが定着 していましたが、見たのは横浜事業所であっても世界の京セラを実感させるに十分でした。創業者の信念が脈々と生きていてのことと推察しました。

見学した一般公開されている「ショールーム」や特別に見せていただいた地下の「無響室」「電波暗室」、屋上の (携帯で使われている全種類の)アンテナ群などには 強烈な印象があって当分は頭から消えそうにありません。日本のケータイの勉強が必要に なったら 東京まで行かなくてもこのショールームで学習すれば十分に間に合うという 印象です。                 (たーさん・記)

 
  対応がていねいで感動しました。
  また社員の方が会社に誇りを持っていらっしゃるのが伝わってきてうれしくなりました。
  いい仕事をしているという感じが伝わってきました。

  また携帯電話はめざましい進化を遂げているな、と思いました。
  ショールームに昔の携帯を飾ってあるので、携帯の歴史が分かっておもしろいです。

  一度ショールームを覗いてみては如何でしょう。      (akiko・記)



  時代の先端技術を競う携帯電話の開発に、メールやテレビ会議などでの情報交換ではなく、毎日100名を超える来客との面談が優先されていることに、この会社の企業姿勢の一端を垣間見る思いがしました。

  京セラ(株)横浜事業所が現在の場所に設立されたのが1995年(平成7年)とのこと。その前年の秋に結婚した私の娘が最初に住んだ土地がここから直線距離500mの川和町地内でした。

  今回の取材で7階建て社屋の屋上に上ると全方向360度に展開するパノラマ風景の中で、“陸の孤島”と言われた当時の面影を残す部分と来年開通予定の地下鉄路線や横浜青葉インターチェンジなど、めざましく変貌した部分が半々という感じを受けました。

 横浜事業所の周り7自治区の役員と綿密な打ち合わせをしながら毎年8月第1土曜に開催している納涼大会。参加者4500人という多さは、地域と完璧に融和し、住民に親しまれている企業であることを雄弁に物語っていると思います。                            (kay1938・記)



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