グリーンハウス訪問の感想


会社や学校の食堂の運営や病院やシルバー施設へ食事の提供、さらには保養所の管理や商業施設内のレストランなどの経営を行っている(株)グリーンハウスの、食品流通センターを訪問した。本社は新宿にある。

専門業者から納入された食材は、乾物倉庫と乾物冷凍倉庫に分けて保管し、お客さんの調理場まで届ける作業を行っていた。とくに冷凍保管が必要な食材はマイナス25度に設定された倉庫内で保管していて、品質の劣化のないように管理していた。

コンピュータも駆使していて、仕分け作業や在庫の管理に利用していた。とくに在庫状況はウエブ上で見ることが出来るようになっていて、納入業者が常に監視して欠品のないようにしているとのことであった。

袋詰め加工された食材のほかに、米の購入・出荷は大きなウエイトを占めていた。大きな精米機で玄米から精米にして袋詰め(左)をする工程は圧巻であった。

納入された玄米から精米が精製される工程内で、石や草の実の混入、さらには米の割れなど全ての不具合を専門の機械を使ってチェックしているのを見て、ここの米なら安心だ、と思った。

さらに、おいしい米を消費者へ届けたいとの強い意気込みは、米の品質検査室を見て強く感じた。この部屋の中では米のアミロースやタンパク質の含有%を調べたり、実際に1合炊きの釜をいくつも並べてご飯を炊いて、その硬さや粘りなどを数量的に把握して管理しているのには頭が下がった。              (ロビン記)


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