2007年04月12日

都田商栄会が解散へ

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  都田をはじめ折本、大熊、東方、川向町、佐江戸、6地区にまたがる商店が所属する都田商栄会が、5月に行われる総会で解散する。店舗の減少や後継者の不在が課題となっていたところに、『ららぽーと横浜』が開店したことが、大きな要因となったという。川和地区と合同だった時期を含めて50年以上の歴史を持つ商店会が、その活動に終止符を打つ。


  都田商栄会の加盟店舗は15店舗ほど。魚屋や酒屋、八百屋など食品関連の店が多い。ここ2年間で、加盟店の脱会、閉店が続き、7店舗ほどが減ってしまった。そんな中、今年3月に『ららぽーと横浜』がオープンした。「あんな大型店が近くにできたら、商店は太刀打ちできない。本業に専念するしかないと思った」と代表の牧野晴さん53。
50年以上の歴史持つ都田商栄会
 かつては川和地区を含む『都田川和商栄会』だったが、30年ほど前に都田商栄会となった。牧本さんが小さかった頃には、商栄会で年末の大売出しと銘打って、福引きなどを行っていたという。
 だが、アーケードなどで軒を連ねる商店街とは異なり、6地区にまたがるエリアに点在する商店が多く、イベントの拠点を置きづらいという状況があった。「たとえ朝市や福引をしても、遠くまで足を運ぶ人がどれだけいるか…」と牧野さん。このため、商栄会でのイベントも行われないようになっていった。


 一方で『ららぽーと』がオープンしてから、売り上げの上がっている店舗もある。鴨居駅周辺の飲食店では、『ららぽーと』の店員らが訪れて、以前よりも来客が多い店があったという。
 実際、牧野さんが経営するスーパーも、オープンして1ヶ月弱の間、売り上げは下がった。「でも、思ったほどではなかった」と牧野さん。スーパーへ訪れていた主婦たちは「最初は珍しさで(ららぽーとへ)行ったけど、やっぱり行きなれたここが便利」と話す。子どもの時から通っていたスーパーは、生活の拠点になっているという。(タウンニュース都筑区版)
 

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中川フォークダンスサークル 15年の歩み

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 創立15周年を迎える中川フォークダンスサークル(名倉豊代表)が今月1日、中川西小学校の体育館でダンスパーティーを開催した。
会員は40代から60代が中心。 
 当日はサークル会員20名ほどに他のダンスサークルの会員が加わり、計145人が参加。ロシアの楽曲『レボーチカ』やオーストリアの『チロルのレントラ』など、68曲を次々と踊った。
 女性たちの華やかな民族衣装のスカートは、ほとんどが自分たちで縫った手作り。この日のために、海外出張した旦那さんにスカートを購入してきてもらった人もいるという。
 「気軽な気持ちで始めたのに、ステップが踏めるようになると楽しくなってきて、いつの間にか15年。本当にダンスが好きになりました」会員の田中さん。
 参加希望者は随時受付中。TEL045-911-1955(田中さん)へ。

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植木品評会 区内から5点が受賞

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 東方町のJA横浜きた総合センターで4日「横浜農協植木部春季植木持寄品評会」が行われた。横浜市の他、神奈川近郊から375点が出品され、優秀賞21点、優良賞35点、佳良賞55点が選ばれた。翌日の5日には展示、6日に業者向けのせり市が行われた。
 区内の特別賞受賞者は以下の通り。▼神奈川県園芸協会長賞・小島昭彦さん(ブルーベリー・低木1席)▼神奈川県植木生産組合連合会長賞・中山久夫さん(クロマツ・仕立1席)▼神奈川県造園業協会長賞・小島昭彦さん(ヤエベニシダレザクラ・高木2席)▼都筑区長賞・小出正治(フィリフェラオーレア・中木2席)▼横浜農協組合長賞・内田和夫さん(シャラ・高木6席)

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2007年04月05日


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 南山田にある斎徳山不動尊(南山田1−4−3)で3月28日、約10年ぶりに伝統行事の「投げ餅」が行われた。静かな住宅街の一角に大勢の信徒や付近住民が集まり、不動尊の世話人たちの振る舞いを楽しんだ。


 江戸時代より、秋の豊作や1年の無事を感謝して、春の3月28日に毎年行われてきたという斎徳山不動尊の「投げ餅」。
 かつてこの不動尊は、現在の南山田小学校の校庭あたりに位置し、東山田・南山田・北山田・牛久保・請地の人々から奉納米を賜り、それを餅について投げ餅を行っていたという。しかし昭和57年、港北ニュータウン工事にともない移転。約15年間、同じ町内にある「大善寺」に仮安置されてきた。平成9年、現在の位置に本殿を完成させ、盛大に投げ餅を行った。
 不動尊の世話人である講中は徳生谷戸、不動谷戸の14人。投餅は翌年も行ったが、費用と数日に及ぶ手間のかかる行事ということもあり、話し合いの末「次は10年後」との約束をした。
 この日のため、準備は二日前から講中とその家族総出で行われた。200kgの米を農協から借りた製造機でつき、ひとつひとつ手作業で餅をのし一晩干した後、袋詰めした。出来上がった紅白の餅は樽に14杯、数にして3500になった。  
 不動尊の脇にはやぐらが築かれ、そこから道路に集まった人々へ講中が、餅や寄付されたカップ麺、子ども用に作ったお菓子袋などを投げた。集まった人はそれぞれ大きな袋や段ボール箱などを持ち構えて取り合った。世話人の一人である高橋良雄さんは「1年の無事を感謝することができてよかった。次はまた10年後かな」と話した。
 今ではめずらしい投餅
 投げ餅は家を建てる前の上棟式で災いを払うための神事として、古くから知られてきた。しかし建売住宅の広まりや近所づきあいの希薄化などで、今ではあまり見かけない。(タウンニュース都筑区版)

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釈迦の誕生日祝う大善寺・花まつり

 釈迦の誕生日(4月8日)を祝う花まつりが浄土宗・大善寺(南山田2−4−1)で行われる。
 花まつりは「仏生会」とも呼ばれる行事。「誕生仏」に甘茶(甘露の水)をかけることで、聖者として認められるとの意味が込められている。当日は、大善寺近くの畑で世話人たちが育てた甘茶が振舞われる。11時から夕方頃まで。

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民家園元スタッフ偲び、写真展

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 民家園ボランティアスタッフだった故・山田稔さんを偲び、一周忌を記念する写真展『パキスタン 花と暮らし』が開催される。作品は山田さん、そして昨年夏、一緒にパキスタンを訪れた男全俊作さん二人による25点だ。


 山田さんは生前、パキスタンでの植林・学校建設ボランティアで現地
を度々訪れていた。山田さんの影響でヒマラヤに興味を持った男全さんは、昨年の夏、2人で3週間ほどパキスタンを訪れたという。  
 雄大なヒマラヤ山脈に色鮮やかな花、素朴な人々。男全さんは4,200枚もの写真を撮った。「まさか山
田さんとの最後の旅になるとは…」と男全さん。山田さんのボランティアは今、男全さんが受け継いでいるという。写真展は4月8日〜15日まで。詳細は同園TEL594―1723へ。(タウンニュース都筑区版)
 

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